武産合氣道愛好会の副会長通称-あおやん-に聞きました。

2004.04.21 p.m. 15:42

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「マトリックス」や「キル・ビル」のように東洋武道を取り入れた映画が海外映画で増えているのは、向こうで「武道ブーム」になっているからだとか。そんな武道の魅力を感じたくて今回は武産合氣道愛好会の練習場におじゃまいたしました。

武産合氣道愛好会の副会長通称-あおやん-に聞きました。

--今回は、「武産合氣道愛好会」を取材しようと決めていました。武産合氣道愛好会って何なんでしょう?

武産という言葉から説明しましょうか。武産とは、「技がどんどん産まれてくる」という意味から来ているそうです。」合気道の開祖-植芝盛平(1883〜1969)-が晩年の頃の彼の合氣道を特に「武産合氣道」と自ら称したそうです。

--なるほど。合気道にも色んなスタイルがあるんですね。他にどんなのがあるんですか?

本部スタイルというのが一般的によく知られている合気道です。開祖植芝の弟子から派生した養神館(ようしんかん)などがあります。

--へぇ〜。へぇ〜。へぇ〜。一般的な合気道との違いを簡単に説明してくれますか?

一般的な合気道では、あまり武器術はしないのですが、武産合氣道では体術と同じくらい武器術も
取り入れられています。

 

--武器術が多いんですね。

そうなんですよ。実は、もともと、武器術の技術が体術の基になっています。ですから、武器術が上達すれば自然と体術も上達するんです。

--ところで、どこで練習はされているんですか?、愛好会なので場所を確保するのは中々大変だと思いますけど。
京山中学校の柔剣道場を借りて練習しています。

--週何回くらい練習されているんですか?
週2回です。毎週、月・金、2時間練習しています。部員には、岡大の鹿田合氣道部にも参加してる人もいます。


--それでは、最後に、武産合氣道愛好会から宣伝・PRをどうぞ。

興味がある方は気軽に参加してください。(見学だけでもいいですよ。)武道といったら体育会系のノリをイメージすると思いますけど武産合氣道愛好会では必要以上な体育会系のノリはありません。みんなオトナです。



【編集後記】
自分の兄も合気道をしていたので、少しは知識を持って今回の取材をしたつもりでしたが、さらに合気道の深さを知りました。合気道は他の武道と違い、「戦わない」のです。戦いのために鍛えるのでなく、自分を鍛えるために鍛錬を積むという思想です。競争という枠を超えた武道だからこそ、海外の方にも魅力的に映るのかもしれません。

【staff】
+紹介人 小倉
+編集 下園


【関連URL】
+理大武産合氣道愛好会の公式サイトです。 http://www.geocities.jp/ridai_takemusuaikidou/