【Weekly企画】定期演奏会までの道のり(クラシックギター部 present) 第三話 2002.12.19 p.m.2:51
第三話 演奏会までの仕込み

前回にも述べたように、これはあくまでもクラシックギター部の流れです。
他の部は、それ以上の努力を行っていますことを了承してください。

演奏会を行うぐらいだから、練習をしていて当たり前!!
っていわれても当然です。さてさて、どんな練習と具体的まではいかないと思いますけど、ご紹介したく思います。

練習の前に譜面を渡します。当然です。(~*~;)
ピアノとかの譜面と同じ音楽の譜面です。
しかし、初心者などは、この譜面を見て、すぐに練習することができません。

WHY

answer ギターの音の位置は、1箇所だけに存在するわけでないから。

そう!譜面をみてすぐに練習に入るようにするために、「指取り」と言う作業をします。
ギターのどの弦の何番目のフレットの音を出すのかを、譜面とギターをみながら、番号などを書き込んでいくのです。
自分は、何弦何フレットの音を出すのかっていうのを1音1音書きます。(めんどくせー(~H~))

初心者だと書くだけでも4小節に1時間ぐらいかかります。(とほほ・・・。)(;_;)
経験者は書かなくてもできる人がいます。

ギター専門の譜面も存在します。タブ譜というものです。
エレキギターをしている人なら、使います。とくにベースかな。
タブ譜は、普通の譜面が5本線なのに対し、ギターの弦と同じ6本線でかかれているものです。
音符の中に番号が書いてあり、フレット番号を示します。
一目で、どの弦のどのフレットを押さえるかわかるものです。(マニアックでごめんなさい)

けど、様々な曲にチャレンジするのだから、タブ譜でなければ弾けないというようなことがない様に、あえて普通の譜面を渡します。
じゃ、指取りをしたら練習しなくても弾けるんじゃないの?(って思う?)
指取ったぐらいじゃ、慣れがないので弾けません。だから練習するのです。

他大学の演奏会では、見た目を気にするので、初めからタブ譜を渡しているというところもあります。
タブ譜だと、合奏で同じパートの全員が同じフレットを弾くのだからそろっているように見えます。

自分で譜面を見て弾くということができるようにするために、自分で指取りしたほうがいいですよね。
(甘えは人間を弱くする!!)

演奏会ではパートに分かれます。このとき、特殊ギターを使うパートがあります。

普段、使用されているのは、プライムと呼ばれるものです。
それにたいして、バスギターや、アルトギター、コントラバスがあります。これらが、特殊ギターです。
ギターそのものの大きさや音域は違います。(値段も違います。)

アルトギターは、プライムギターよりも高い音域を奏で、大きさはプライムより一回り小さいです。
どれぐらい高い?
プライムギターは、最高、標準よりも2オクターブ上のシの音までです。(これは、1弦19フレットの音。一番高い音)
アルトギターはチューニングの時点でプライムより高く調弦します。しかも、フレット数が23まであります。
アルトの1番高い音は1弦23フレットの音で、標準より3オクターブ高いレの音です。

バスギター
バスはプライムより、低い音域がでます。バスは、チューニングがプライムより低く、大きさは、プライムより、一回り大きいです。
プライムの一番低い音は6弦の開放(フレットを押さえずに音をならすこと)で、標準より1オクターブ低いミの音。
比べて、バスギターは、2オクターブ低いシの音まで出ます。
弾き方も違って、親指のみで弾きます。

最後にコントラバス
コントラバスの音域は、バスギターの1オクターブ下の音まで。大きさは、とっても大きいです。
コントラバスは普段、ウッドベースと言われ、愛称ウッディ−(♀)です。(余談)

これだけの広い音域で演奏をします。プライムだけでは、音の数が少ないので。

これらのギターを演奏会で使用します。

約2ヶ月の練習ですが、後期の授業に入ると練習が毎日です。こんなんじゃ、まともに練習できません。
実は、夏季休業中に合宿を行います。五泊六日で。
朝、起きてから寝るまでずっとギターを演奏する。(恐怖です。)
一応、食後には1時間ほど休憩がある。 (じゃなきゃー、地獄だ。部員減るよ〜。)
食事、風呂以外の時間、練習です。寝ようとも思うなら、全員の鞭打ち(SM)が襲います。()
この、合宿で何曲かは仕上げます。
この時にナイロン弦を変えると、演奏会に丁度いい伸び具合になる(^0^)

弦をお店で変えてもらうと、1本300円くらいで変えてもらえる。(ギターは6本だから...。)
けど、特別な道具が必要なわけでもないので、自分で変えるといいです。(余談、その2でした。)

1ヶ月前になると、授業がある日は、10時(22時)まで練習を行います。直前の日まで。
しかも、ボックスの外や中で。10月下旬の寒さは厳しいです。
合奏中心で。一人が弾けるっていうのは、意味がないですから。

この時期は、幻覚の見える人が出現します。(過去にいたらしい。)
2、3年は15曲以上演奏しますから、追い込みです。

このころから、影では放送委員会と打ち合わせをします。
曲の長さや、曲ごとのライトの色決め、受付やアナウンスのお願いに行ったり。

2週間前になると、ギターの残りの弦、鉄弦を変えます。
譜面は、スクラップブックに張ります。
照明による光の反射で、譜面が見えないということを防ぐため。

ってな感じで進んで行きます(日数が)。
仕込って言っても、練習の初めだけですね。
これらの仕込みを行い、演奏会を迎えます。

次、第四話では、演奏会当日のどたばた(戦地)を紹介します。
楽屋裏ってやつです。

【基礎プライム】