【Weekly企画】僕の学生生活 全寮制高校一年目 第一話 第一話 2003.01.02 p.m.6:45

第一話 へやの住人がイってました written by O氏

何が原因でこうなったかは考えるとキリがない。
ただ確かなのは、今僕のいる部屋には少なくとも三人はおかしな奴がいるということだ。
見ているだけで頭痛がする。痛い、イタイ、なんて痛い奴らばかりなんだ。
僕はこいつらと同じレベルになってしまったのだろうか。


私立中学にも入るも成績不振、親がパンフを見て気に入って入った全寮制高校。
学校は○○高原の上にあり、そこに向かうバスは2時間に一本。完全に隔離された場所だ。
そこの寮に入った初日にもう僕は「学校を辞めようか」と思った。


寮に入ったすぐ後、指定された自分の部屋に行くとどうやら6人部屋らしく、6つのベッドがあった。
他の5人はおらず、僕は食堂に見学に行く事にした。

らむちゃ〜ん!!

目の前にきち・・・・・いや、変態がいた。
目の前の変態は誰にともなくどこか壁に向かって「らむちゃ〜ん」とか「女らんま〜」とか叫んでいる。
もちろん、そんな奴に近づこうとしている奴は誰もおらず僕も奴とはちゃんと5メートル以上離れて席に座っていた。
まぁ変な奴には関わらなければいい。それが集団生活で生きていくコツだ。
だからもちろん僕はこんな奴には関わらない。
僕は一人黙々と食事を終え、部屋に帰った。

そして部屋のドアをくぐった瞬間!
「・・・・・・・・」
なぜか僕の部屋に変態がいた。
「なぁなぁ、うる星やつらってアニメ知ってる? 面白いよなぁ」
「おい、俺は全巻揃えてるんやぞ」
奴は周りの人間に向かって訳のわからない事を自慢しだす。
・・・・・・、いや、まて。
これは僕と奴が同じ部屋だという事なのか?
いや、きっと僕が部屋を間違えたに違いない。うん、そうだ。そうだ。
ぼくはドアをくぐった姿勢のままドアを再びくぐった。
オーケー。なんせまだ入ったばかりの寮だ。もしかしたら違う部屋に間違えたって事も十分ありえるじゃないか。
僕は再び自分の部屋について考える。そうだ、自分の部屋は13号室。恐らくここは12か14なんだろう。
まったく、隣の部屋の奴は可愛そうだなぁ。あんな奴と一緒にすごす事になるなんて。
隣の部屋の奴に少し同情し、僕は再び寮の部屋のドアの方を振り返る。さて、この可愛そうな部屋は何号室なのか

            13

「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
恐怖の数字が僕の目に映る。部屋番号の下に書かれた部屋の住人の名前
M浦
K野
N野
N定
Y生
O氏

間違いなく僕の名前(O氏)がある。どうやら僕はこの部屋の住人である事に間違いないらしい。
ぼくは決心してもう一度ドアをくぐる。
  ガラガラッ....
ああ、間違いなく奴は今僕の目の前にいる。だがな、まだ奴と僕が同じ部屋だと決まったわけではない。
そうだ、ここは逆転の発想だ。奴はこの部屋の住人じゃないんだ。そう考えれば問題ない。
ふっふっふっ、なんでこんな簡単な事に気付かなかったんだろう。
こいつはこの部屋に遊びに来たか、もしくは部屋を間違えているかどちらかだ。
「よぉ、お前名前なんていうん?」
僕は奴に名を聞く。
「ああ、俺N野、16歳。ここの部屋の3番ベッド。よろしく」

        ピシッッ

頭の奥からひび割れの音が聞こえる。
どうやら僕はこの変態と同部屋である事は確定のようです。(ToT)
間違いない、僕はこいつと嫌でも関わる事になるんだ・・・。
そう、奴は恐ろしいほどの変態であった。

前の高校で女子に
          「スカートの中見せて
                          って言って停学になってたり

分裂症の上に、妄想癖があるらしく
       親に精神病院に連れて行かれて一ヶ月前まで入院
                                                     してたり

とりあえず、間違いなくおかしい奴なのです。まぁ僕が本当の恐ろしさを知るのはこの数ヶ月後になるが。
その事についてはまぁ次週にでも。


そして、2番ベッドのK野。こいつはもう見た目から怪しさ抜群だった。
はっきり言って今まで僕が生きてきた中でこいつほど「顔がセクハラ」だと思った奴はいない。
正直いまでもこいつとは付き合いがあるが見た目と中身が伴っているとんでもないやつである。
どれぐらいかというと、超がつくほどアニメオ○クでかつ、アイドルオ○クで、更にロリコンという感じ、もっと言うと年中Tシャツ着てそうな奴だ。
まぁ、こいつの変態さはこのページではさすがにヤバイので載せないでおきます。
ただし、こいつが入学後1週間で女子をストーカーした事は書いておく。


そして4番ベッドのN定。
まず入寮してすぐに自分のベッドの横の床に絨毯を敷いた事にも謎を覚えるが、
見た目が山下清(ドラマの)似なのはまぁ許すとして
喋り方が山下清なのもまたどうしようもない。
「お、お、お、おれ、俺は、N、N、N定ってい、いう。」
はっきり言って話をするのに通常の何倍もかかる。
しかも奴の絨毯の上に足を踏み入れると足の裏が強烈に痒くなる。
どうやら奴の絨毯ではノミを飼っているらしい。

しかし、それにしてもこの部屋の住人の体重は高かった。
僕もこのときは肥満児で83kg(身長175)あったが前述した3人は明らかに見た目から僕より体重が上だった。
風の噂によると僕の部屋は周りから「相撲取りの部屋」と呼ばれていたらしい。


こうして僕は高校一年目をこの恐怖の変態部屋からスタートさせた。果たしてどうなることやら

【O氏】